2015年10月31日土曜日

財布がない

2015.10.29(木)
バイト休みなので、
朝から掃除洗濯、
国勢調査の書類の整理。
15:00に那覇市役所にいって提出なので、1時間くらいかけて整理。
素飯を書き込み、
17:00からの桜坂市民大学講座の
レジュメ作り。
14:00すぎて家を出る。
家の近所のローソンで
アマゾンを受け取る。
急いで那覇へ。
市役所で国勢調査の書類提出。
指導員(役所の人)に、
「書類がよくまとめられて見やすくて助かる」と褒められる。
書類整理とか、事務作業が苦手だった私。
それを解消しようと挑戦した国勢調査員。
褒められて、書類に対しての苦手意識はなくなった。

なんだかスッキリした気持ちで桜坂に向かう。
バイクを駐輪所に停め、
駐輪券を財布に入れようとしたときに気づいた。

「財布がない・・・!」

目を閉じ、記憶を遡る。
・・・。
ロー・・・ソンの、ロッピーを・・・、
いじったとき・・・?
そこが一番怪しいと思い、
即、ローソンの電話番号を検索し発信。

「あ、黒い長財布ですか?お店で預かっていますよ」
とおじさんの声。

よかった〜!
おじさんに感謝。届けてくれた人に感謝。

大嶺さんと浦添に花の配達。
東京とんこつラーメン食べた。

家へ帰り道、財布を受け取りにローソン行った。
現金5,000円も無事だった。

昨日炊飯器にゴキブリがいたとき「あぁ神よ」と思ったが、
今日感じた「あぁ神よ」は、だいぶ意味合いが違った。

2015年10月30日金曜日

理想の世界

2015.10.28(水)
家から帰って米を炊こうとしたら、
炊飯器の中でゴキブリが死んでいた。
ツルツル滑って出れなくなって餓死したのかな。
「ギャ!」と楳図かずお的表情になった。
玄関からポイッと捨てた。

大嶺さんがうちにきたので、
白飯と茹でオクラと納豆の「素飯」を振る舞った。

「ここ数日達観しすぎてやる気が起きずに漫然としていた」と話すと、
「まつの、渋川剛希って知ってる?」と大嶺さん
つべでグラップラー刃牙の「渋川剛気vs愚地独歩」のワンシーンを見せてくれた。

地下トーナメント、世紀の一戦。
相手の力を利用し自分の攻撃に転換する合気道の渋川剛気(74)に、
攻撃することをやめた空手家の愚地独歩。
笑い出す渋川。

渋川「理想的です。何もしてこない相手には何もする必要はなく、従ってそこに争いも生まれようもなく、勝ちもなければ負けもない。理想の世界です。

沈黙する独歩。

渋川「ただし、これは試合じゃ。おぬしの技とわしの技、どっちが上でも構わんというには、この渋川、若すぎるぅ!!!!

そういうと、独歩に襲いかかる。

渋川「脊髄、いただきぃぃぃぃ!!!!

渋川の奇襲に独歩の菩薩拳が答える!


・・・というシーンなのだが、
渋川のセリフに全て詰まっている。

闘わずに済むならそれに越したことはない。
しかし、格闘家は闘うために精進しているため、
前提である「闘う」ことがなくなってしまうと、
そのアイデンティティーが揺らいでしまう。
だから、闘うしかないのだ。

74歳の合気道の達人、渋川剛気が「理想の世界を体現するには、私はまだ若すぎる」といっているんだから、お前さんのような若造が何を達観してんですか、ということです。

これには参った。
伊達に私より3年も早く生まれていない大嶺さん。
しーじゃ、ぱねぇっす。


渋川剛気のモデルになった、
実在の合気道の達人「塩田剛三」の動画を見て寝た。


2015年10月29日木曜日

再構築

2015.10.28(水)
とても意気消沈していた私は
CMソングのレコーディングもあったので、
ジョージの家に訪れた。

先輩の結婚式に呼んでいただき、
11月14日から北海道に行く。
JAZZ研先輩で、ヒッチハイクのときに
兵庫で宿泊させてもらった豊田さんの結婚式。
披露宴でセッションしたいというご希望に添えるよう練習している。

スティービーワンダーの「sir duke」のキメを
猛練習する二人。

ジョージ宅にて


ジョージの家で、
スーちゃんとジョージとたくみと、
わいわい話してたら、
元気になった。

心からありがとうみんな。
再構築。

2015年10月28日水曜日

一人暮らし10年目

2015.10.27(火)
昨日の記事「隠居じじい」になった原因のひとつに、
「一人暮らしが長い」が挙げられる。
18歳で沖縄にきて、今年で一人暮らし10年目である。
家に帰ると一人であることが当たり前なので、
全て自分のペースで、毎日ほとんど決まったことの繰り返し。
そのルーティンに安心を感じながら暮らす。

私は「一人でいる時間を大切にしたい」人間であるが、
気持ちが落ち込んだときなど、人並みに寂しくなるときもある。
そんなとき、家に誰かいてくれたらいいなと思う。

一人だと、自分の頭の中もしくは独り言をぶつぶつ言いながら、
もしくはこんな風に記述しながら、
物事を反芻しなければならない。

以前、大学の寮にいたときは、
共用スペースにいけば大抵誰かいたので、
寂しくなかった。


結婚する理由のひとつに
「人生が寂しくならないように」というのがあるけど、
もっともだと思う。

家庭を持った同年代の友人は、
毎日育児と仕事に追われ、
とてもじゃないが気安く声をかけられる状態ではない。
彼らは、私の持論にある「夢中になることこそが幸せ」な状態だ。

夢中になっていない。
日々の虚しさ。
まったくやる気が起きない。
秋のせいなのか。
それでも「それでいいのだ」と言える。
自分がこわい。

2015年10月27日火曜日

達観の果ての隠居じじい

2015.10.26(月)
最近「隠居じじいみたい」だと自分でも常々感じていた。
心地よいのだが、悩みもないのだが、
「これでいいのだろうか」という木の芽がぴょこっと顔を出していた。

どういうことかというと、
バンドを解散し、
今までの人生をまとめる旅(ヒッチハイク)に出て、
いろんな人の話を聞き、いろんな本をたくさん読んだ。
それによって、今までの自分の人生を全て肯定できるようになった。
いわば「これでいいのだ」である。
それによって、「生きているだけで幸せ」「万物に感謝」「人それぞれの価値観があって違いがそれを尊重し合って生きて行くべき」「今自分の目の前にあるものをまず愛する」などの言葉もスルスルと自分の中に入っていき、全て心から理解し紆余曲折ありながらも実践してきた。

しかしそれによって、一種の『達観』の境地に達してしまった。
(大げさな話ではなく、本当にそうなってしまった。)


ちなみにこういうことを話すと、
何かの宗教に入信したのではないかと疑われがちなので、
はじめに断っておくが、どの宗教にも属していない。
なぜなら「世の中は自分の考え方次第」なので、
仮に神がもしいるとしても
「自分の内側にしか存在しない」と思っているので、
何かを信仰することは今の自分には皆無。


具体的にどういうことかというと
「時間の流れが異常に早く感じる」や
「すぐに結論に行き着き、それを発言する」などがあげられる。

先ほどバイト先のみんなと話していて、
みんなもそれを感じていたらしい。
「最近松野はつまらなくなった。数ヶ月前の生き生きした松野じゃない。」
「目が座っています。」と言われた。

たしかに、私はタバコもギャンブルも酒もせず、
毎日が最高に満ち足りていると感じ、
実家に帰って幸せな家族を築きたいなどという考えも頭をかすめるこの頃だ。

座右の銘は「健康」で納豆とプロテインを毎朝摂取し、
20年後の腰痛を心配しストレッチを欠かさない。
「人生これから」なのに「これでいいのだ」を体現しすぎた。

いま風呂に入っていて気付いた。
2ヶ月前、私はどぎつい失恋をしてしまった。
フられた当初、自分はこんなに人生経験豊富で「君を絶対に幸せにできるのにその良さをなぜわからないんだ」と自問自答し、ひねり出した答えは「自分の魅力が足りなかった」や「その人には合っていなかった」や「魅力に気付いてもらえなかった」などに行き着いたが、今日てかさっき、原因はそこじゃないことに気付いた。
もちろんいまあげた答えも間違えではないかもしれないが本質は違った。

そうだよ、だって、恋愛って
「いろいろあってお互い高め合っていく行為」なのに、
片方が「達観」してたらおもしろくねぇじゃん。
ジグソーパズルしようとしてる人の目の前に、
既に出来上がってるパズルを「はいどうぞ」って出されても、
なんの魅力も感じない。
そりゃ「いりません」ってなるわ。
試行錯誤してワクワクして作っていくんだから。
「もう出来てるもの」に対して魅力ないわ。
大切なのは「作っていく過程」、
そう、最近ずっと言われてきている、
大切にしろといわれてきている、
「過程」に結びついた。

あぁなんということだ、
これも私が成長する「過程」であると信じる。
今日はここまで。

インスタグラムに、
「花が咲いている。うれしい」
などと投稿している自分を俯瞰して、
本当にじじいだと心の底から思った。


2015年10月26日月曜日

FM東京のジャパモン

2015.10.25(日)
ジェイソン・ムラーズ『Waiting for my Rocket to Come』ってアルバム。
あだちんが高校のとき府内のタワレコ(だったと思う)で、
ジャケ買いして聞かせてもらったの思い出した。
きもちいなぁ。そして懐かしい。
当時二人で「これなんて読むんだろ?ジェイソン・・・マーズ?ムラズ?」
みたいな話ししてたな〜。


日曜の東京FMの番組「ジャパモン」ていう番組があるんだけど、
この番組が最近けっこう好きで、毎週聞いている。
この番組で聞かなかったら一生名前も知らなかったような
マニアックな地方を取り上げて、そこで活躍する人やイベントを紹介する。

郷土料理やお祭り、施設などを紹介し、それにまつわる人たちも毎回電話出演する。
(たとえば『宮崎牛』を紹介したときは宮崎牛を育てている農家のおじさん、など)
間に挟まれる音楽もそのとき特集されている地方出身のアーティストの楽曲だったりするので「あ、このアーティスト◯◯出身なんだ!」という発見もある。

小山薫堂さんと柴田玲さんの落ち着いたトークがいい。
いつも不思議に思うんだけど、大抵の番組って結構細かく台本でセリフが決まってる場合が多いのだけど、この番組はなんだかゆるい雰囲気で、結構本番で色々考えながら話してないかなぁと思わざるをえないようなトークがある(ちなみに収録番組。)
電話で出演する素人さんへの質問も、薫堂所長がアドリブで考えているようにも聞こえる。(だって素人さん結構困ってたりするときもあるから)
その辺の「自由さ」が聞いててワクワクするし、
所長は好奇心旺盛で何にでも心から興味を示しているんだなぁと感じる。
特に自分の好きなもの(カステラやカレー)とかが出てくると、
少年のようにキラキラしている様子が伝わってくる。

今週は北海道旭川市出身の乃木坂46の橋下奈々未さんをゲストに迎えて、
旭川の魅力を特集した。
私は11月に北海道に3日ほど行く予定なので、
いつも以上にワクワクして聞いた。

番組の詳細がブログに丁寧にまとめられているのも良心的だ。

一聴の価値あり!
ジャパモン、これからも聴きます。

http://www.tfm.co.jp/japamon/

なんか最近本当におじいちゃんみたい・・・。
その件についてはまた。

2015年10月25日日曜日

小さなタイムマシン

2015.10.24(土)

母の67歳の誕生日でした。
おめでとうのハガキを一通おくりました。

定期的に断捨離してて思うんだけど、
手紙だけは簡単に捨てられないんだよなぁ。

私は比較的よく手紙を書く。
というか書くようになった、ここ数年で。
書かないと漢字を忘れるし、
手紙を書くとき「どういう言い回しの方が伝わるか」とか、
「失礼にならないかとか」いろいろ考えながら書くから頭使う。
さらに字を綺麗に書こうと努める。
deleteボタンですぐ消せないし、コピペも出来ん。
(いま気づいたけど『delete』ってスペル、『e』多くね?)
だから必然的に一文字が、一文が丁寧になる。気持ちがこもる。
あとさ、文字を見てると、書いてる相手を想像するんだ。

どこで書いてたんだろうとか、いつ書いたんだろうとか。
その意思疎通の『余白』みたいなものを楽しむ。
故に、もらったときに嬉しいんだろうなぁ。

手紙読み返すと、そのときの自分の気持ちに一瞬で戻るんだ。
音楽もそういう作用があるけどそれによく似てる。
小さなタイムマシンみたいな感じ。
写真にとってデータで残そうかとも思ったんだけど、
『紙』であることが結構重要なんだよなぁ。
いまは捨てきれん。
置いちょこう。


2015年10月24日土曜日

屍(しかばね)の街で

2015.10.23(金)
朝起きて一番にすることは、
顔を洗い歯ブラシを口に突っ込み、
玄関を開けて外の空気を吸う。
天候確認も兼ねてだ。
今日は、小雨で湿気も多い。

ラジオをつけるとFM沖縄のFINE。
デビッドシェーンの陽気な声が気持ちい。

洗濯機を回して、筋トレに入る。
腕立ては床を押し返すイメージでゆっくり30回。
そういえば最近欠かさずストレッチしている。
将来、腰が痛くならないようにするためには、
腰周りの筋肉を柔らかくしておくことがマストだ。
しかし私は死ぬほど身体が硬い。
だから筋トレよりストレッチの方が辛い。
柱に両手で捕まって股割りをする。
1ミリづつ足を開きながら90秒耐える。
少しづつではあるが、股の開きが大きくなった気がする。

納豆卵かけご飯、牛乳。
コーヒーを飲みながら読書。

PCで仕事をする。
30分だけ「田園に死す」の続きを見る。
大嶺さんから着信。
40分くらい話す。
奇跡のようなエピソードをきかせてもらってテンションあがる。
「この世は全て成るべきして成っている」という言葉に尽きる。

あっという間に昼になって、
音楽制作に取り掛かる。
「イルカが攻めてきたぞっ」の録音、ミキシング、マスタリング。
キラキラ感が欲しくて、ウインドベルを録音。
6時間ぶっ通しで気づけば18:00を回っていた。
ほんとあっという間だなぁ。
でも早くなったと思う。特にミキシングとマスタリングは。
でもまだまだ効率はあげられるはず。

ウインドベルちゃん久しぶり


そういえば大嶺さんと昨晩話してて、
大嶺さんにウケた話を話そう。

それは『私は人よりも想像力が豊かで、固定概念がなさすぎて、常日頃から妄想の連続で、体力の消耗(脳みその回転)が人より激しいので、白髪が多かったり突然猛烈な睡魔に襲われるのだ』という説をわかりやすく体現した話。

おととい厨房でいつものようにラジオ聴きながら仕事してたら、
急に『ザーーーーー!!!』っと爆音の砂嵐に変わってしまった。
突然の出来事に驚き、反射的に厨房から出て、窓越しに外を見た。
私は瞬間的にこう思った。
FM沖縄の方、つまり那覇よりの浦添に核爆弾かなにかが落とされたのではないか。
核爆弾のことを伝えることもできず。ラジオ局は一瞬で跡形もなくった。
その爆風が中城村まで届くまであと何秒あるだろうか。
私はなすすべもなくその場に身を小さくしてしゃがんだ。
ガラスからなるべく離れなきゃとか、
そもそも一瞬でふきとばされて死ぬんじゃないか、
とグルグル脳内妄想がフル回転。
しかし次の瞬間、何事もなかったかのように
ラジオが元に戻り、MCの軽快なトークが聞こえた。
私はゆっくりと立ち上がると仕事を再開した。


つまりなにが言いたいかというと、
『絶対にこうだ』ということはないのだ。


だから、
ラジオの突然の砂嵐は、
『オーディオ機器の故障』から『世界滅亡』まで、
私を妄想の旅に連れていく。


これ書いてて再認識したのだけど、
私が朝一番に外にでるのは、
『寝ている間に世界が終わっていないか』という
不安を払拭するための行為だった。
いつものように街があって空があって猫が歩いていれば、
晴れであろうが雨であろうが、
ほっと胸をなでおろす。
屍の街で。

朝の涼しい風を浴びながら、
生(せい)に感謝する。


2015年10月23日金曜日

理解と共感

2015.10.22(木)
『坂本美雨のディアフレンズ』にて高橋ジョージさん出演。
NHKドラマで「たどころ晋也」という一発屋のミュージシャン役を演じ、
同名でアルバムデビューし、そのPRらしい。

「たどころ晋也」は、
女房子供に逃げられた一発屋のミュージシャン、という役。
最初に依頼されたとき、
「こんな役、やるわけないだろ!(怒)」と思ったらしい。

高橋ジョージさんといえば、
最近(といってもちょっと前か?)離婚したことで世間を騒がせていた。
美雨さんからの「最近ラブなこと」に対しての質問に、
「娘に恋し続けている」と答えた高橋ジョージさん。
お腹にいるときに音波で女の子と知ったとき、
その日に脳内妄想で「娘の結婚式」まで済ませたとのこと。
悲しくて泣いたり、壁を殴ったりしたらしい。

そのあと、「男性に知っておいてほしいことが二つある」と話す。
女性とうまくいくためのは『理解と共感』が大切だという。

例えばウインドショッピングのときに、
女性が「これほしい〜」といったらそれは即『買いたい意志』ではない。
「いいね」と『理解』してほしいし、
「かわいいね」と『共感』してほしいのだ。
そうして、また次の店にいき共感を求める。
「手に入る結果」より「あれもいいしこれもいいよね」と一緒に選ぶ過程を楽しむ。


高橋ジョージは
「今頃になって気づいちゃたな〜もっと早く気づけばよかったなぁ」とお茶目に呟いた。
そして「でも、気づいただけでもよかった」といっていた。


メディアに向けて自分の失敗をサラッとさらけ出すジョージさんの言葉に、
哀愁と敬意を感じた。
いろいろあったんだろうんなぁ。
なんだかこの人のこと、前よりちょっと好きになった。



なんでもないようなことが

幸せだったと思う

なんでもない夜のこと

二度とは戻れない夜


2015年10月22日木曜日

バッグツーザ フィチャー

2015.10.21(WED)
店長と飲みに行くことになる。
西原の海鮮居酒屋で、ゆっくり飲みながら、
イカ焼きや刺身をつまむ。

店長は仕事の件でもやもやしていたが、
料理が美味しいのと、たくさん話せたことで、
落ち着ていった。
「美味しいもの食うって大切ですね」と共感した。

一方、わたしは店長に
「お前はもっともっと自分の魅力に気づくべきだ」と言われた。
「過程を省略しない」ことや、
「自分が持ってる魔法のランプに気づく」べきだとアドバイスいただいた。

母からメールが入った。


私が映画好きだから映画のニュースを見るたびに送ってきてくれる。
慣れない横文字を使っているメールは、なんだか切ない気持ちになった。

「正確に伝える」や「ベストなタイミング」も生きていく上で大切だけど、
本質的に一番大切なのは、
「気持ち(真心)」が大切だって、
このメールが教えてくれる。


母さんありがとう。
素晴らしいフィチャーのために今日もがんばります。

2015年10月21日水曜日

カルトサーフィン

2015.10.20(火)
燃えるゴミの日だった。
午前中、洗濯と朝ごはん。
本は10分くらい読んだ。

大嶺さんが話していた「幕末太陽傳」を調べた。
川島雄三から相米慎二に飛んで、
「ションベン・ライダー」の冒頭長回しワンカットを鑑賞。
この作品は永瀬正敏のデビュー作。
大学時代に一度見たことがあった。
この作品、演出もわかりづらいし、
ロングショット多くてとても見づらいのだが、
なぜか最後まで見てしまう怪しく強烈な魅力を放っている。
久しぶりに見ても、
全てのシーンが脳裏に焼き付いていた。

その後、寺山修司に行き着き「田園に死す」を鑑賞。
これに至っては、トラウマレベルのカルト作品なので、
秋晴れの白昼でも鬱屈しそうになる。

「田園に死す」より

少しベッドに横になり、気を取り直す。
楽曲を制作(イルカの曲)
気づけば3時間経過。

銀行と郵便局にいく。
一旦帰り、那覇へ向かう。

17:00
G-shelerで打ち合わせ。
終わってジョージと「月桃」で沖縄そば(こってり)をくう。
1日10杯限定のこってり、うまいんだよな〜。

帰って楽曲制作。



今日はカルト映画のネットサーフィン、
略して「カルトサーフィン」が楽しかった。

脳みその中をダイレクトに具現化したとき、
ときにとても不気味なものが出来るのだけど、
その作品が持つ唯一無二の色は、
一度見たら二度と忘れられないものばかりだ。

それに気付かされた。

2015年10月20日火曜日

与え続ける

2015.10.19

17:30
バイト終わって家帰って風呂入って
バークレーズコートのスタバ。
カフェモカ、ホット、ショート。

19:00
斎藤隆「坐る力」を1時間ほど読む。
店長から着信。スタバの本(「スターバックスCEOだった私が社員に贈り続けた31の言葉」)読んで感銘したと。

家に帰るとRimさんからLINE。

21:00
マックでRimさんと対談。
気づけば4:00

Rimさんは、中城村で2店舗の美容師を経営する40代のオーナーさん。
彼の青春時代、失恋話、下積み時代の話を聞かせていただく。
普段から誰に対しても物腰が柔らかく、その理由を知りたかった。
ひとまわり以上も違う私に丁寧に優しく話してくれた。

「自分も昔は、『俺が俺が』で進んでたけど、それでは人はついてこないと気づいた。」
「魅力のある人間になることが大切」
「そのためには相手に無条件に『与え続ける』という精神が大事」

そのほかにも大切な言葉をたくさんもらった。


「まつのくんは、本書いたほうがいいよ。」
とアドバイスももらった。


あっという間の6時間。
ありがとうございました。


2015年10月19日月曜日

柿うま!

2015.10.18
8時間出勤の後うちに帰ると、
きとくさん、ジョージ、ひろがレコーディングしている。
イルカの曲の歌入れ、新曲を聞かせてもらう。
休憩時間、オカンから送られたみかんと柿をむいてくれたので食べる。
柿うま!!

レコーディング終え、
那覇市松山のだいすけさん家で
来月の披露宴の練習。
久しぶりにドラム叩いた。

帰りに豚骨ラーメン食った。
お腹いっぱいになって、
殺人的に眠くなり、
睡魔と闘いながら、
なんとか家についた。


2015年10月17日土曜日

エスプレッソは夕焼けに

2015.10.17
いい天気だ。
前日結局寝たの3時。
なにしてたかっていうと、
そういえばスマホのアプリとかめっちゃ流行ってるけど、
一度も試したことないから、
トレンド追っかける意味でもやってみようと、
まえから興味あったふたつ、
橋をかけるゲーム「Bridge constructor」とRPGの「白猫」をプレイ。
おもしろい!なるほどこりゃゲーム機売れんわ・・・。
クオリティたかいし、あと一歩のところで進めないから、
課金したくなる気持ちもわかる。
ゲームボーイを握りしめていた少年時代からは考えられないゲームばかり。

起きると9:00
晴れている。
洗濯をして、少し片付けをする。
CDを整理していると懐かしいものがでてきた。
高校時代、擦り切れるほど聴いた「尾崎豊」だ。

とくにこの2枚

アルバム通して全曲歌えるのは、尾崎豊くらいだとおもう。
土手沿いをチャリンコで走りながら、口ずさんで通学したことを思い出した。
尾崎を知ったとき、もうこの世に彼はいなかった。
いまでもたまにyoutubeでライブ映像を見返す。

お隣さんからポテトサラダをもらった。
めしくって、午後から国勢調査へ那覇市松川へ。
ジョージ家に荷物をおき、まだ提出していない家庭に向かう。

87歳のおじいさんと40分くらい話した。
おじいさんは天照大神や神武天皇、政治家、戦争の話や、子供の話をしてくれた。
その中で心に残ったのは、
「人間に一番大切なのは真心」と「いい友達をもつ」という言葉。
帰り際にさんぴん茶とお菓子をもらった。

ジョージ家に帰り鉄馬さんとすーちゃんとアイスを食べた。
コーヒーをすすりながら、話の流れで、コーヒー豆を買いに行くことになった。
歩いて5分ほどの「ガレージ」というコーヒーショップ。

エスプレッソを初めて飲んだ。
噂には聞いていたが、悶絶するほど刺激が強かった!
濃縮されたコーヒーの苦味が喉を通り抜ける。
これをイタリア人は仕事まえにグイッと一杯キメるらしい。
一発で目がさめるな、こりゃ。

すーちゃんと「ガレージ」にて
(すーちゃんはコーヒー飲めないのでポーズ)

オーナーさんとお話しして、コーヒー豆を購入。
今度はアフォガードを食べに来ますといい、
店をあとにする。
西の空では綺麗な夕焼けが始まっていた。


宜野湾に帰る途中、
綺麗な秋空に、思わずバイクをとめてパシャり。


JUST SAY YES

2015.10.16
もっともっと自分を出していこう。
ジョージの家を片付けしたことに触発され、
自分の部屋も掃除しようと思い立ち、
午前中ずっと整理、片付け。

少し片付いた物置の部屋

つかれたらコーヒーブレイクで読書。
「スタバCEOの31の言葉」を完読。

このラスクうまい

付加価値が生まれる「火花の散る瞬間」を意識せよ。
という言葉に感銘。
仕事の本質を見極めるという意味だ。

あと、
「JUST SAY YES!」精神が大切だということ。
自分を肯定するってこと。

午後から国勢調査行こうと思ってたけど、
15:30から3時間くらい昼寝しちゃった。
そんな自分を肯定しまくって、
「あ〜最高に気持ち良かったなぁ〜!」
と肯定したら、心にスーッと風が吹き抜けるような爽快感。

20:30ごろ大嶺さんが自家製カレー持ってきてくれた。
渥美清の「啖呵売り」とタモリの「材木屋吉兵衛の序」を録音。
大嶺さんは様々な声真似ができる上に、
声量を一定に話すことができる。
大嶺さんが生き生きしていた。
それをみて本当にうれしかった。

講談を録音する大嶺さん

「ヨルタモリ」「ウタフクヤマ」をyoutubeで鑑賞して、
いまから寝る。

明日こそ国勢調査しようっと。
洗濯、めし、講座の準備、妄想、読書、電話、
時計をじーっと見つめて秒針より早く動こうとしたって無理な話。

デール・カーネギーの言葉、
「人生とは今日1日のことである」
という言葉の本質。

「自分録」の意味を感じ始めた。
これは伝承するツールなのだ。
とどのつまり、生きる理由とは、
「学んで伝える」ことなのだ。

だから、この文章すべてが、
「dear my son(息子へ)」なのだ。

それがわかったとき、
私の文章は華やかな「遺言」になった。

そして今日1日が本当に素晴らしい日であったと
胸を張って言えるのである。


2015年10月15日木曜日

よしなしうた

2015.10.14
ジョージ家で前日お泊まり。
てつまさんから勧められた「よしなしうた」を縁側で、
朝日を浴びながら読む。



谷川俊太郎先生の全編超絶ナンセンスな詩集。
ひとつの詩が終わるたびに、
頭の中の想像力がフル回転。
全部読むのに1時間かかった。
ニチジョウ、グロテスク、神秘性、パステル、無機質、とにかくごちゃまぜ。
もっと想像は、表現は、自由でいいと思い出させてくれた。

本を閉じた後にみた空は、
子どものころに見たときみたいに、
どこまでも広くて、雲にでも乗れると感じた。

前日から決めていた、掃除をする。
ジョージの荷物を主に整理していく。
ジョージが引っ越し病(懐かしいものに気が散って作業に集中できない様子)になりながらも、徐々にものは減っていき、すっきりした。

お昼は松川の「ゆうなみ」という沖縄そば屋へ行った。
鶏ベースの味は新鮮だった。
また行きたいと思えるほど美味しかった。

ジョージが沖銀で支払いあるっていうから、
りうぼうで「新垣のちんすこうアイス」買って車で食べながら待つ。

栄町を横断して琉球銀行へ。
絶賛お仕事中のこうどりさんに、
「琉銀ロボください」とお約束のボケをかましたら、
デビットカードの勧誘をされた。今度入ってあげよう。

帰宅。
16:00に荷物を受け取って風呂。
20:00大嶺さんと与那原のいきつけの山羊料理屋へ。
性根の座ったおばぁがもくもくと山羊を捌く。
店は飲み屋といった感じで、
山羊さし、山羊汁最高においしかった。

21:30大嶺さんと我が家でミーティング。

て感じの一日。
山羊汁くうと身体ポカポカすんのなんでやろ。

2015年10月9日金曜日

バイクパンクの充足感

バイクがパンクした。

ミソニコミスキーさん、名古屋のダンサーズさん、名古屋のマスクマンさんが来沖されている連絡を受けて、18:00頃、那覇に向かう。

その途中の浦添バークレーズコート(商業施設)を超えた、
国道330号線に出る直前に、パンクしていることに気づいた。

そろそろパンクしそうだから給料入ったら、
タイヤ交換しようと思っていた矢先だったので、
驚きはしなかった。

バイクを路肩に止めて、
どうしようか少し考えた。

すぐ近くに行きつけのバイクショップがあるので、
あしたそこに修理出そうとおもった。

ちょうど目の前の330号線沿いにバス停があった。

時刻を見ると、
あと5分ほどで那覇行きが来るようだった。

先方に少し遅れる旨の電話を一本いれて、
かばんに入れてあった読みかけの本をぱらりと開いて、
バスを待つ。

定刻から2分ほど遅れてバスが来た。

バスに揺られながら思った。

パンクしたのに、この充足感はなんだろう。

本に書かれてある、
「全ては自分の目の前にすでにある」
という言葉が胸にしみた。