2016年2月11日木曜日

ノーストレスな謝罪の方法

2016.2.10(水)
ペイデイです。

朝出勤したら、昨日私が夕方に仕込んだパンたちが
発酵しすぎて、売り物にならない状態で並んでいた。


早朝に焼くパンを夕方の私が「ドーコン」という発酵機に仕込む。
この機械は簡単に言うと、スイッチひとつで、
庫内の湿度と温度を切り替えられ。
冷蔵庫になったり、発酵機になったりすることができる。

私は夕方にパン生地をドーコンにいれて、
スイッチを押して「保冷状態」にする。
早朝にタイマーが作動して「保冷状態」から「発酵状態」に切り替わる。

原因が、
私のスイッチの押し忘れか、
機械の故障なのかわからなかった。
とりあえずこういうときは謝るが吉だ。
しかし真実はまだわからないため、
釈明の余地を残すように謝った。

社会ではこのような場面での対応が非常に重要になってくる。
「自分が悪くないのに謝らなければいけない状態」とか、
「誤解されている状態」、
「自分の過失かどうかわからない状態」など、

こういうとき大切なのは、
適度に堂々としておくことだ。
「いや〜俺は悪くないんだけどなぁ・・・」
と思っていると、
ビンビン相手に伝わる。
かと言って、開きなおるのも良くない。

だから自分自身にストレスがかからないように、
かつ相手が求めている「謝ってほしい態度」のラインは
超えるようにして謝罪する。

もう一つ大切なことは、
「コミュニケーション」
謝ってほしい相手が自分に対してどういう感情を示しているのかは、
たくさん話す中でわかってくる。

「あ、この人はとりあえず謝ってほしいのかな」とか、
「この人は自分をあまり誤解していない」とか、
「この人には情報がないが故に、私を疑っている」とかが
見えてくる。

そうすると、
お互いの感情の間にある霧が晴れて、
相手の考えが次第に見えてくる。

そうやって対応していけば、
自分にもストレスなく場を切り抜けられる。

だから私は、
「すみませんでした!私がスイッチ押し忘れたかもしれないです!
でも、もしかしたら機械の故障の可能性もあるので、今日もう一度自分で確認してもいいでしょうか?」
という言葉を紡ぎだした。

そして、夕方ドーコンを動かしてみると、
スイッチを押しても「保冷状態」にならない。
機械の故障だった。

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