2015年4月30日木曜日

『新聞の取材』

ジョージが髪きって、
赤いツルのメガネを新調してたよ!
よりクレバーになったね!


我如古ファンクラブは、
琉球新報さんの取材で那覇市天久の本社におじゃましました。

広々としたロビーには、
昔の印刷機、でかい書き初め、
2本の龍柱などが置かれている。

エレベーターで6階へ。
応接間に通されて、
30分ほど取材をうけた。

最後に着替えて、
写真をパシャり!

5.12の琉球新報に載るみたいなので
チェックお願いします!


『口ずさむ言葉』

目が覚めればいつも 変わらない景色の中にいて
大切なことさえ 見えなくなってしまうよ
(JUJU『やさしさで溢れるように』)

想い出はいつもきれいだけど
それだけじゃお腹がすくわ
(JUDYANDMARY『そばかす』)

きたないところですが
ひまがあったら 寄ってみてください
ほんのついででいいんです
一度寄ってみてください
(泉谷しげる『春夏秋冬』)

どれだけ涙を流せば
貴方を忘れられるだろう
美しく色褪せて眠る薔薇を
貴方の心に咲かせて
(XJAPAN『Rusty Nail』)


私には私の生き方がある
それは恐らく自分というものを
知るところから始まるものでしょう
(吉田拓郎
『今日までそして明日から』)

作業しているときやお風呂に入っているときなど、
頭の中で歌の一部分がぐるぐる回ってる。

歌詞を無意識につぶやいている。
そしてそれは必ずと言っていいほど、
そのとき自分に必要な言葉だ。

不思議だなぁと思いながらも、
音楽の偉大さに感心する。

2015年4月29日水曜日

『野菜生活』

最近、野菜が高い。

パートのおばちゃんの旦那さんが
家庭菜園をしているので、
野菜が欲しいです!というと
いつもたくさんいただける。

これが本当に助かる。
昨日もバイト帰りに
たくさんいただいた。

「僕も大学生の頃、自炊してたよ。近所の人から野菜もらってたんだよ。」
とニコニコ話す旦那さんは、
昔の自分と私を重ねるような眼差しで
私を見つめていた。

「僕もカブ号に乗ってたよ。3,000円で買ったんだ。とても燃費が良くてね。」

さすがカブ号。
時代を超えて愛される名車だ。

変わらないもの、
変わりゆくもの、
それぞれを受け入れながら、
日々生きていく。


2015年4月28日火曜日

『幸福な食卓』

みんなでご飯を食べると美味しい。
なるべくならひとりで食べたくない。
そのために結婚して家族をつくるっていうなら少し納得する。

おかんは大分の実家で一人暮らしだ。
おかんがひとりでご飯を食べている姿を想像したとき、
とても心苦しくなる。
ひとりでTVを見ながら、
誰とも会話せずに食べ物を口に運んではの繰り返し。

3月に実家に帰省したとき、
なるべく毎食、一緒にご飯を食べるように勤めた。
そしてふと思った。

おかんが元気なうちに、
この家(実家)でご飯が食べたい。
兄夫婦、おかん、そして私のみんなで。
そう思ったとき、私はより強く「成功したい」と思った。

生まれ育った実家で、
みんながテーブルを囲んでご飯を食べているイメージを、
脳内に想像した。

それを普通にしている家族もいれば、
到底実行することができない家族もいる。

私が生まれ育った環境は、
和やかにご飯を食べることが難しかったが、
未来はこれからいくらでもつくることができる。

絶望から救い出してくれるのは、
いつだって想像力だ。

イメージし続ければ、いつか現実になる。
必ず。

2015年4月27日月曜日

『人生の余白』

何事にも余白が必要だと思う。

時間的余白。
スケジュールを詰め込みすぎると、
遅刻してしまったり、体調を崩してしまったりする。
約束の時間よりはやく到着しておけば、心に余裕ができる。

空間的余白。
家が散らかっていると、
行動が制限されてしまい、気分もすっきりしない。
綺麗な部屋に住むと、不思議と前向きになってくる。

思考的余白。
悩みが考え事が頭に詰まっていると、
「悩み事がたくさんあること」について悩んでしまう。
紙に書き出して整理して、解決できそうなことから行動してみよう。

昨日はバイト先の後輩が仕事を頑張っていたので、
ささやかながら料理を振る舞って労をねぎらった。
発泡酒をグラスに注いで、外はまだ明るいけど乾杯。

後輩は発泡酒を一口飲んだあと、
メガネを外して目頭を押さえていた。

「なんか自分いま、めちゃくちゃ幸せっす・・・。」

この後輩は、3週間ほど前に、
店長に手厳しい説教をくらい、
クビ寸前のところまで追いやられたが、
気持ちを入れ替えて、毎日頑張ってきた。

その緊張感が一杯の発泡酒で溶けた。

「がんばっちょんのもがんばっちょらんのも、必ず誰かが見ちょんけんなぁ。」

そう言いながら、
アボガドてりタマ丼を後輩の前に置いた。

「まつのさん、カフェみたいな料理つくりますね。(笑)」

「え、そう?(照)」

我ながらなかなか美味しかった。
人生の余白を存分に楽しんでる。


2015年4月25日土曜日

『離れて気付く、その場所の良さ』

おとといのこと。

なるべく節約するべく、
寄り道せずに3時間前に空港に着いていた。


空港に着いた時点で500円しかなくて、
カップ焼きそばを食べたら350円になった。

実は数日、風邪気味で鼻をズルズルいわせていた。
空港について安心したのか、
焼きそばを食べ終わると同時に
ものすごい倦怠感が体を襲った。

重い体を引きずって荷物を預け、
ピカピカの第三ターミナルを進み、
搭乗口へ向かった。

誰も座っていないソファーに座って、
成田のフリーWiFiを拾ってYoutubeをぼんやり見ていた。

家にたどり着くためには
モノレール代330円とバス代280円がかかる。
いま所持金350円なのでモノレールにしか乗れない。
古島駅でゲームオーバーだなぁ。

そんなことを考えているうちに、
ふかふかのソファーでぐっすり一時間ねていた。

搭乗遅延の放送が流れる。
30分遅れて搭乗した。

通路側非常口座席。
おかんから勧められた村上春樹の短編小説を読みながら、
また寝てしまった。

気圧のせいなのか風邪気味のせいなのか、
額から鼻にかけて、圧迫されるような痛みが続いた。

それでも頑張って眠った。
ぼんやりとした意識の中で、
どうやってうちに帰ろうかと考えていたが、
まぁ沖縄だしなんとかなるだろうと思い、
再びまぶたを閉じた。

那覇空港到着。

そうだ、たくみかジョージに電話してみよう。
那覇にいるんだったら500円貸してもらおう!

そう思いスマホを取り出して、
連絡先を探しているとうしろから誰かが私を押してくる。

振り向くと、そこにはたくみがいた。
なんと偶然にも同じ飛行機で帰沖していたのだ。
驚きと感謝が両方押し寄せた。

たくみにことの事情を説明すると、
あゆみが車で迎えに来てくれてるので、
送ってあげるといわれた。

やったー!本当にありがとう!
たくみ!あゆみ!

ミエとの会食があったらしく私も便乗して参加した。
しかも飯代はたくみとあゆみが出してくれた。
頭が上がらなかった。

私はカレーを食べながら精一杯、
東京でのおもしろ話を披露した。


そのあと宜野湾まで私を送ってくれた。

たくみとあゆみ、本当にありがとう。
あとごうきさんの車だったから、
ごうきさんもありがとうございました!

それにしてもなんだこの安堵感。
離れて気付く、その場所の素晴らしさ。

ゆっくりと流れる時間。
少ない人通り。
もわっとした空気。
落ち着く。

なるほど、
都会暮らしの人が沖縄にきて癒される気持ちが、
心の底からわかった。

それがわかっただけでも、
かけがえのない15日間だったといえる。


2015年4月23日木曜日

『しなやかにかろやかに』

春の東京。
15日間。
色んなものを感じた。

うっとりするような綺麗な建物、
どす黒い感情がこびり付いたホーム、
冷たく吹きつけるビルの春風、
公園の鮮やかな新緑。

そのどれもが
27歳の私にとって
新鮮だった。

手帳の5月以降は
白紙になっている。

この驚きの白さを、
恐怖ととらえるか、
希望ととらえるか、
それは自分次第だ。

覚悟はできた。

無限の可能性の中から、
どこへ向かい、
いったい何を掴む。

決断のときだ。


しなやかにかろやかに。



2015年4月22日水曜日

『上中里の待合室』

私は本当によく人に話しかけられる。

ある日の10:00ごろ、
上中里駅の待合室でキャリーケースの荷物を整理していたときのこと。
(※写真は夜の上中里駅)

待合室にはおばさんがひとり、
手提げ鞄を抱きしめて椅子に座っていた。
そのおばさんがずっとこちらを見ている視線を感じていたが、
次の電車が来るまでに荷物をまとめたかった私は荷物をいったん出して整理していた。

突然声が聞こえた。
「あんたぁ、いま警察に通報したからね!」

驚いてとっさに横を向くと、
おばさんがギラギラした憎悪を目の奥に秘めてこちらをにらみつけている。

「え、なにが?」

「いま私が通報したから、もうすぐここにお巡りさんがくるわよ・・・!」

おばさんの目は相変わらず、
瞬きもせずにこちらをじーっとにらみつけている。

なんか色々よくわからくて、
ちょっと笑ってしまった。

「なんでだよ。」
と半笑いで突っ込んだ。

すると、
「さぁ、なんででしょうね〜?」
と一切目をそらさずに放った。

「どうやって呼んだんだよ。」
と聞くと、
「テレパシーで呼んだのよ!」
と返ってきた。

あ、これは何かにやられてしまった人だと気付き、まったく整理できていない荷物を無理矢理キャリーケースに押し込み、ダッシュで待合室を脱出した。

そして、ちょうどホームに滑り込んできた電車に飛び乗って、後ろは振り返らなかった。

こんな感じで何故かわからないけど、私はよく話しかけられる。
あ、でも私もよく人に話しかけるんだった(笑)

『直感を大切に』

みかちゃんとは数年ぶりに会う。
中学校まで一緒で、
いわゆる「賀来っこ」と呼ばれる地元グループのひとりだ。
表参道のアップルストアの前で待ち合わせ。
座って待っているとロシア人に話しかけられた。
スマホの画面を指さされて、
なにか言っている。
画面を見ると、「同意する」「同意しない」のボタンが表示されている。
あぁ、この言葉がわからないんだなぁと思い、「アグリー、ディスアグリー」と答えると「Thank you」と返ってきた。

しばらくするとみかちゃんがきた。
久しぶりすぎてなんだか不思議な気分になった。

近くのカフェに入った。
強烈にオシャレで、
今まではいったことのない空間だった。

日替わりランチをつまみながら、
お互いの近況を語る。

みかちゃんは幼稚園の頃のことを話してくれたけど、全く覚えてなかった。
みかちゃんの記憶力に感動した。

そしてお互いのこれからのことを話した。オープンテラスだし、天気もいいし、2人でビール片手に熱く語った。

みかちゃんはいう。
「結局、大切なことは自分で決めなきゃいけないでしょ。私は悩んだとき直感を大切にしてる。」
「あーなんかここ良さそう、とか思うことって結構うまくいくことが多いよ。」

たしかに、熟慮してひねり出したものより、はじめに思いついたものの方がよかったという経験は多い。

さらにビールを傾けながらつぶやく。
「考えすぎたっていいことないんだから。」
「私今まで、よしがんばるぞ!って思って頑張れた試しがないから『頑張る』って言葉嫌いなの。だから私は気の向くままに進む方がいいの。」

同郷の人と話すと、
そこが表参道のオシャレなカフェであろうとどこであろうと、一瞬で地元に戻れる不思議な魔法がある。

それは方言という共通言語のせいなのか、身体がそう感じるのだ。

27歳?
まだまだこれからの若い私たちの可能性は無限大に発散し続けている。

僕らは自由だ。
乾杯!


2015年4月20日月曜日

『専門店になれ』

森さんに会うのは
沖縄で会った以来だから
1年ぶりくらいだ。

国立の近くに住んでいるので
ライブを観に来てくれた森さんと
久しぶりに話した。

森さんは私のyoutubeシリーズ
「松脳」を定期的に鑑賞してくれているらしく、
かっちゃんと会うたびに「松脳」の話で盛り上がるらしい。
とてもうれしいことを聞いた。

「マツノは専門店になったほうがいい」
そう森さんは切り出した。

森さんは松本人志の話をしてくれた。
「有吉はチャンネルひねればいつでもいる、いわばコンビニ。ダウンタウンはそこでしか見れないものを提供する、いわば専門店。」
「マツノは生まれつきの専門店なのだから、それを極めたほうがいい」

森さんの言葉は私の心の中に
すーっと吸い込まれていった。

4月いっぱいで
今後の進路を決めようと考えていた私は、東京でたくさんの人に会って、
たくさん話を聞きたいと思っていた。

最近とくに思うことがある。

本当はいつも、
周りの人がたくさんアドバイスしてくれたり、
自分の人生を劇的に変える指南書が目の前にあるのに、
私たちはその無数のチャンスに
気付いていないだけなんだ。

チャンスは毎日四六時中、
そこらじゅうに舞い降りてる。

でも多くの人々がそのことに気付かずにいつも、
忙しい、疲れたといいながら、
ゆっくり死んでいく。

でも違う、違うんだ。
大切なことをいう。

どんなに素晴らしいアドバイスを聞いても、
どんなにためになる書物を読んでも、
自分で、行動にうつさなければ何も意味がない。

考えて考えて、もうダメだ、
もうどうしようもないと思ったら、
あとは行動するしかないんだ。

せっかく生きてるんだから。

行動すれば、経験できる、
経験すれば、失敗できる、
失敗すれば、成長できる。

考えてるだけじゃ、
何も起きない。

「専門店になれ」という真意は、
自分の得意な分野を
伸ばしまくれということだ。
そして裏を返せば、
「なんでも売ろうとするな」
という警鐘でもある。

このアドバイスが
私のひとつの指針となるだろう。

それはまるでロールプレイングゲームのように毎日誰かがヒントをくれている。

次のステージに進むためには
村人に話を聞きまくって情報を得る。

それを自分の人生に置き換えて、
実行するだけ。

そう考えたらワクワクするっしょ!



昨日表参道のアップルストアに行ってきたよ。

オシャレすぎて髪の毛が何本か抜けたよ!


『すてき鉄道』

4月の東京生活も
終わりが近づいている。

今回も色んなところにいった。
足を運んで目で見たところは
しっかりと記憶する。
だから自分の足でその場所に
行くことは本当に大切なこと。

ガード下が哀愁漂う有楽町、
もんじゃのお店と高層マンションの月島、
商店街が懐かしい赤羽、
ドンキが目の前にある高田馬場、
飛鳥山が美しい王子、
ヤマザクラが咲いていた清澄庭園、
綺麗になっていた秋葉原、
他にもたくさん行った。

都会に住んで感じたのは
なんといっても電車の便利さ。

私の地元大分では
乗り間違うこともないくらい簡単だし、
時間を調べていかないとかなり待つことになる乗り物だが、
都会は線路が網の目のように広がっていて、
それを駆使すればどこへでもいける。
乗り過ごしても5分後には来る。

様々な理由で遅れることもあるけど
都会の生活に欠かせない乗り物。

鉄道関係者のみなさん
毎日ありがとうございます!




2015年4月18日土曜日

『土朝の渋谷』

朝の渋谷は初めてだ。
いつもは人でごった返しているホームも
土曜の朝はガラガラ。
つっても、宜野湾市より全然人通り多いけど!笑

スクランブル交差点もセンター街も
見たことのない静けさだ。

ファーストフードの袋、
飲みかけの缶ビール、
盛大に撒かれた吐瀉物、
通りのいたるところに
人々の鬱憤が山積していた。

センター街から井の頭通りへ。
東急ハンズを越えると
渋谷ミルキーウェイはすぐそこだ。

今日はRYUKYUIDOLと2マン!
カウンターには
オリオンビールと残白が並ぶ。

11:30スタートの昼イベントにも
関わらずドルオタや我如古ファンの
皆さんがたくさん来てくれた。

RYUKYUIDOLのステージは
超盛り上がった。

我如古のライブも
熱いお客さんのおかげで
盛り上がった。

コラボ企画として
RYUKYUIDOLの「やぎ汁」を
我如古が生演奏した!

お客さん全員が
ウートートーする会場は
圧巻だった。

アイドルとの異色対バンだったが、
お客さんのおかげで
とても盛り上がったライブになった。

遠方から駆けつけてくれた方々にも
感謝の気持ちでいっぱいだ。

ありがとう渋谷ミルキーウェイ!

終わった後は、
みんなで渋谷餃子を食べに行きました!

美味しかったです!


2015年4月16日木曜日

『東京バイト2日目』

昨日の午後作業中、
社員さんから「明日も来れる?」
と聞かれたので、
大丈夫です!といった。

そして今日、
同様に赤羽駅から
バスで20分。
控え室待機。

1日目で要領を得たので、
気持ち的にも楽だ。

巨大エレベーターに乗り込む。
エレベーターの扉が閉まると
その瞬間だけみんな無言になる。

そして扉が開くと、
ゾロゾロと庫内に降りていく。

今日も仕事が始まる。

私が配属されている梱包の部署は
私含め4人の派遣で1チーム。
派遣のベテランさんがひとり、
社員さんがひとりいて、
指示を出してくれる。

派遣のベテランさんは
ニット帽からはみ出る挑発。
上下ダボダボのジャージに
履き崩したスニーカー。
語尾を伸ばす喋り方で、
元ヤンっぽい。

この方が業務の説明をしてくれる。

靴をダンボールに入れていく
だけの作業なのに、
私は今日だけで
3回も入れ間違いをしてしまった。

その度にベテランさんの顔が歪む。
なんでこんな簡単な作業で
間違えるのかと自問自答した。

でもやるしかない。
失敗も乗り越え、
黙々と取り組んだ。

梱包すると
在庫を入れていたダンボールが
大量に出てくる。

一箇所に山積みされた
空ダンボールを潰していく。
ダンボールの山が
ドンドン小さくなっていく。
2〜3人で作業しながらふと思った。
これ、何かに似てるなぁ。

胃の中の食材が
分解される様子に似てる。
栄養が身体の酵素によって
ちょっとずつ分解されて
小さくなってなくなっていく
過程に似てる。

そんなことを思いながら
しらしんけん(一生懸命)作業してたら
アマリリスが鳴って昼休みになった。

午後は梱包の続きに
納品書貼り、ダンボール潰し。
だいぶ仕事も慣れてきた。

17:30の終了のチャイムがなる。
17:44のバスに乗るために
急いで退社。

今日は風が冷たいけど晴れてる。

夜は新宿へ。
コンクリートジャングルの
ど真ん中で
色々あるけど
私は元気です。


『東京初バイト』

昨日は東京で
初めてのバイトだった。
赤羽からバスで20分揺られて
着いたのは巨大な倉庫地帯。


大型トラックが行き交う
倉庫地帯入り口の警備員に
勤務先を訪ねていると
前を歩くおねぇさんが
同じところだから
一緒に行きましょうと
いってくれた。

突き当たりを右に歩くと
大きな倉庫の横に3階建ての
事務所が見えてきた。

カンカンと外階段を登り
3階へ上がると
会議室のようなところが
改造されて派遣の人の
控え室になっていた。

老若男女、
髪の色も服装もバラバラの
60〜70人がパイプ椅子に
座って待機している。

8:55になると1階に降りる。
そこで今日の部署が
割り当てられる。

「松野さんは・・・と、
奥の右のエレベーターに乗ってね」

高く積まれた
ダンボールの横を進むと
フォークリフトとか運ぶような
巨大な貨物用エレベーターが
口を開けて待っていた。

そこに40人くらいの人が
とぼとぼと入って待機する。

全員収容確認のち、
扉が閉まる。
「ウィーーーーン、ガチャン」

この状況どこかで見たことあるぞ・・・
そう、この感じ、
「カイジ」や「ライアーゲーム」
みたいだ!!

そう思って周りを見渡すと
なんだかドキドキしてきた。

あの人は頭が良さそうだから
カードゲームとか得意そうだなぁ。
あの人は考えが読めなさそう。
逆にあーいう小柄で可愛らしい人畜無害そうな人ほど隠し持ってる牙は鋭いんよなぁ。

とか勝手に、
いまから人生を賭けたゲームが
始まるシチュエーションに
入り込んでしまった。

そんなことを考えている間に
エレベーターの扉があいた

ダンボールが山積みされ
フォークリフトが行き交う。
茶色と灰色がほとんどの世界。

靴の梱包班に配属された私は
まず大量の在庫をサイズごとに並べ、
台車を押しながらひとつづつ
靴を取って配送用の箱に入れていく。

100箇所くらいのシュープラザ用に
アディダスの靴を梱包すると次は、
ナイキ、プーマと同様に続けた。

12:00になると「アマリリス」が
庫内に鳴り響き
人々がゾロゾロとエレベーターに
吸い込まれていく。

お昼を終え、
13:00からまた靴の梱包。
15:00に15分の休憩。

16:30ごろ、社員に呼ばれ
一階に誘導され、
大量に積まれたダンボールに
納品書を貼り付ける作業を
お願いされた。

これは体力的には余裕なのだが
淡々とシールを貼り続ける
根気強さを要する。

17:30になると社員さんが
「3階もどって」というので
階段を駆け上がる。

就業報告を書いて社員に提出。
またあのエレベーターで1階へ。

あんなに晴れていた空が
どんより鉛色だ。

もうすぐバスが来るから
降らないでおくれという
願いもむなしく豪雨に襲われ、
バス停横の木の下で雨宿り。

傘がないので上着のフードを
かぶる。

ふと倉庫の方を見上げると
東の空の雲間から日が差し込み、
大きな虹がかかっていた。

傘差してたら
気付かなかっただろうな。

なんかラッキー。
やっぱ上向いとかなきゃね!

2015年4月13日月曜日

『セックスの向こう側〜AV男優という生き方〜』を観た


漫画喫茶の無料動画で
『セックスの向こう側〜AV男優という生き方〜』(2013)
を鑑賞。

タイトルに興味があって鑑賞。
流し見するつもりだったけど、
おもしろいから最後までしっかり見ちゃった。

(以下敬称略)
加藤鷹、吉村卓、島袋浩、沢井亮、
森林原人、しみけん、あたりは知ってたけど、
それ以外にも魅力的な人がたくさん出てきた。

全体の8割がインタビュー映像で、
少しだけAVの裏側が映る。

AV男優はどんなことを考えて生きているのか?
AV男優になったきっかけは?
AV男優にとって女とは?SEXとは?

普段我々がAVを鑑賞するときに
あまり意識せずにみている男優たちが
カメラに向かって真剣に答える。

中でも面白かった質問は、
「女」について。

2000〜5000人もの女性を相手にしてきた
AV男優たちに「女とは?」と聞くと、
「怖い」「よくわからない」と口を揃えていう。
黒田将稔は「一生わかりあえないもの」とまで断言する。
加藤鷹は「SEXにおいては絶対に女性の方が上だから。」という。

20人のAV男優をひたすらインタビューする映像を見て、
彼らの目の奥に宿る力強い覚悟としなやかな優しさを感じた。

体張って嫌なこと(様々なプレイ)もたくさんこなして、
無茶な要求にも体一貫で立ち向かう(自己洗脳で楽しむ)。
相当キツイ商売なのに、
それぞれが自分の職業を語るとき、
とても真摯な顔をする。
一つのことを極めようとする
プロフェッショナルっていうのは
どんな世界であってもかっこいい目をしてるなと思った。
オリンピック金メダリストたちのインタビューみたい。

フィクション作品の裏側(ノンフィクション)の
ドキュメンタリーって、
タネ明かし的な要素があるよね。
そのタネって大体自分の想像を超えてるんだ。
いい意味で期待を裏切られたりすると、
ニヤニヤが止まらない。

なのでAVの裏側、
つまり制作現場、AV女優のこと、業界のことなどは
ほとんど出てこないので悪しからず。

あくまでも「AV男優」だけに着目している。
だからこそこんなに濃厚な仕上がりになった。

面白かった。

2015年4月10日金曜日

『日曜日よりの使者』

こんな日もあるんだなってくらい
久しぶりに凹んだよ。

昨夜は
ドラマみたいな痴話喧嘩。
行くあてもないのに
突っぱねて
ただただ夜風に当たってた。

翌朝
東京で初めてバイトする日。
引っ越しのバイト
7:30に花小金井なので
余裕をもって1時間前に
最寄りの上中里駅に着いた。
7:00には着くだろうと思い、
ホームへ向かうとアナウンスが入った。

「神田〜秋葉原間におきまして、線路内に電柱が倒れる事故があり、運転を見合わせております。」

(画像の真偽は定かではありませんがツイッターから引用)

山手線、京浜東北線が
全線運転見合わせ。

これは何を意味するかというと
上中里から田端に行く電車が
当分来ないということ。

これはかなりやばそうだ。
10分ほど待つと奇跡的に
京浜東北線がやってきたので
飛び乗った。

電車は田端で止まってしまった。
山手線のホームへ走るも、
沈黙している。

復旧の見込みは当分なさそうだ。
下手に移動しても
逆に時間かかりそうなので、
待つしかない。

派遣会社に遅れそうだと
電話を入れた。

30分待ってやっと
山手線池袋新宿方面が来た。

この電車も新宿で
運転を見合わせるらしい。

高田馬場で西武新宿線に
乗り換えて花小金井へ。

結局、勤務地に到着したのは
8:30ちかくになっていた。

作業中の従業員に頭をさげる。
「すみません、今日アルバイトさせていただくものです!遅れてすみませんでした!」
と勢いよくいったものの、
誰も相手にしてくれない。

もう一度、リーダーっぽい人に
同じことをいったら、
「奥で服もらって」
といわれた。

奥へ行くと
優しそうなおじさんが
ユニフォームを渡してくれた。

二階で着替えるよういわれ、
階段を登ると事務所があった。
同じように謝罪した。

更衣室でユニフォームに
着替えていると、
ドアがガチャリと開いて、
事務員にいわれた。

「今日はもう着がえなくていいから。そのまま帰っていいよ。」

私はユニフォームを返し
下の作業中の従業員方に
再び頭を下げ勤務地を後にした。

フラフラと高田馬場をあるいた。

駅前には早大生がたくさんいた。
ボランティアでごみ拾いするファミリーもたくさんいた。

警察署の横にある
行方不明者の捜索願や、
指名手配犯の写真をぼーっと
眺めていた。

そのあとメトロに乗って
秋葉原へいった。

バスで上中里へ帰れるらしいので
駅前を歩いていると、
献血ルームがあった。

献血か、
久しぶりにやるか・・・
どうせ時間あるし
俺の血液が
瀕死の誰かの
役に立つんだったら
今日のこんな1日も
少しくらい意味のあるものに
なるだろう

久しぶりに、
2015年最大級に
凹んだ日は
血を400ml抜いてもらうことで
少し楽になった。

健康、健康、
いい日だし、
なんだっつーんだよ
笑えよ



このまま
どこか遠く
連れてって
くれないか

君は
君こそは
日曜日よりの使者

さて
歩きますか

2015年4月9日木曜日

『春なんてどっかいっちまった』


そうおもいませんか?
東京にお住みのみなさん。
てか日本のみなさん。

沖縄からやってきたもんだから
摂取3度は冷凍庫にぶちこまれた
ように過酷な環境だ

長野では桜前線と
大雪が重なって、
雪桜なる光景が
広がっているらしい。
画像で見たが、
とても美しかった。

八重洲口の桜は
葉桜になっていた。
来年こそは
晴れ晴れとした気持ちで
満開の桜を拝みたい。
3月下旬の八重洲口
4月8日の八重洲口

2015年4月8日水曜日

『きみのうたをまってる2015』

4月5日(日)
〜きみのうたをまってる2015〜
セバスチャンx沖縄ラストライブ
でした。
(4月いっぱいで活動休止のため)

急遽出演が決まった
セバスチャンxのコピバン
「のこりもの」は
ふつーにみんな上手かった!

ウクダダ&アイノーはユル変態系で、
アゲアゲですげーよかった。

そしてシークレットゲストで
我々、我如古ファンクラブが
出演した。

そのあとの
ジャックザニコルソンズは
かっこよすぎて震えてた。

teaは
スターの昭和歌謡っぽいことしてて
おもしろかった。

セバの転換時、
めぐるさんの弾き語りに
小町さんも一緒に歌って
最後はみんなで
「君のうたをまっている〜♪」
と大合唱。

ラスト、
セバスチャンxのライブだ。

セバスチャンxは
もう何年もの付き合いだけど
これが見れるの最後かと思うと
寂しい気持ちになるよ。

時代は巡り、
我々は進み続けなければならない。

なぜならば
すべてのものには
終わりがあるからだ。

それを決めるのは
他の誰でもない。
自分自身だ。

会場に
「ワンダフルワールド」
が響き渡る。

素晴らしい世界は
自分で作り上げるんだ。
待ってても誰も作ってくれない。

ありがとう
セバスチャンX
またね


2015年4月4日土曜日

『キラキラ』

4月4日(土)
今日は大家さんのお手伝い。

朝は曇って
小雨もぱらついてたけど、
9:00くらいから
ガンガン晴れてきた。

高圧洗浄機で
コンクリートの壁を
ひたすら噴射して
汚れを落とした。

びしょ濡れになりながら、
それを楽しみながら、
地道に進めた。

広大な範囲だったが、
17:00少しすぎて
なんとか終えることができた。

頭の中でaikoの「キラキラ」が
ずっと流れていた。

あの曲の歌詞かわいいよなぁ。
いいなぁー

殺沼さんほどではないけど、
aikoが好きな私は、
花の香りに誘われて
ヒラヒラと青空を舞う蝶をみながら
そんなことを考えていた。

 




羽が生えたことも深爪したことも

シルバーリングが黒くなったこと

帰ってきたら話すね

その前にこの世がなくなっちゃってたら

風になってでもあなたを待ってる

そうやって悲しい日を越えてきた

(aiko「キラキラ」より)



『「い」と「ま」の間』

4月3日(金)
なんて暑いんだ沖縄。

東京では桜が満開だっていうのに、
こっちは春飛び越えて初夏。

来週東京行く頃には、
桜、散ってるのかな。

ミエが今月沖縄離れるっち言いよったけん、
おうちに遊びにいったよ。
ミエは元気そうだったよ。
あゆみちゃんと匠もいて、
懐かしくなってほっこりしたよ。

月日は手からこぼれていく水のように
あっというまに流れる。

一瞬一瞬の積み重ねが層になって、
「今」を形作っていく。

でも「今」は
「い」を言い終わって「ま」を言ったときには、
「い」はもう既に過去になっている。

だから我々はシャッターを切る。
「い」と「ま」の間の一瞬を封じ込めるために。



2015年4月3日金曜日

『春の詩』

きもちいな

はるのあさ

いつまでも

ねていたい

バス停で

バスを待つ

目の前は

嘉数中学校

門の前には

たくさんの花

雲は急ぎ足で

通り過ぎ

風はむせるような

春の匂い

明日春が来たら

君に会いにいこう

春風にのって

どこにでも

いけるんだ

軽やかに

ふわふわと










バス来ない・・・

2015年4月2日木曜日

『夢をかなえるゾウ』

昨日はエイプリルフール。
朝、在日ファンクの「嘘」を
聴きながらブレックファースト。

そうそう最近
「夢を叶えるゾウ」を読んだけど
あれめっちゃおもしろいね!
マジおすすめ!!
続編があるみたいだから
今度買わなきゃ!

「自己啓発コント」っていう
新たなジャンルを体験したよ!

主人公が友達に誘われて
金持ちのパーティに行くんやけど、
そこで自己嫌悪に陥る。
酔っ払って家に帰り、
ガネーシャ(インドの神様)の置物に
泣きつく。

「変わりたい・・・」
と。

すると翌朝、目を覚ますと、
中年のおっさんみたいな
ガネーシャが部屋にいる、
というプロローグ。

とっても読みやすくて、
コントを見てるみたいに
スルスル進んでいく。

笑いながらも、ふと気付くと
納得している自分がいる。

2007年に刊行、
2008年にはドラマ化もされちょんよ!

2015年4月1日水曜日

『農夫beats feat.クリス=ファット - 岬めぐり』

山本コータローとウィークエンドの
「岬めぐり」という曲が好きで
中学、高校とよく聞いていた。

最近はといえば、
EDM(エレクトリックダンスミュージックの略だったと思う)をよく聞く。


ラジオでAviciiを知った。
彼はEDMにフォークソングを取り入れることで
世界的に大ブレイクしたDJ。
彼の「Wake me up」という曲を
ループして聞いていたらなぜか
田舎を思い出した。
イマドキのイケイケの曲なのに、
どこか懐かしい雰囲気を感じる。
この曲が収録されてたアルバム「true」も
全体に哀愁を感じる。
渋いのだ。

私もEDMをDAWで作りたいのだが、
DAWソフトは高い。
だからGaragebandで
それっぽいのを作るしかない。

今回大分の実家に帰省してたときに、
大自然をみて、
この2曲がリンクした。

親友あだちんを呼んで、
Aviciiっぽい「岬めぐり」の
イメージを説明した。

MVはドリフっぽくふざけたい。
EDMで世界一面白い曲をつくりたい。
EDMで世界一面白いことをしたい。

こうして完成した「岬めぐり」です。

あだちんありがとう!

『農夫beats feat.クリス=ファット - 岬めぐり』