2014年5月27日火曜日

『椎名ぴかりんとエミネム』

USENからぴかりんの新曲が流れてきた。
ぴかりんだと一瞬で分かったのは、
その独特の声色と楽曲。
あと、一番特徴的なのは歌詞。


毎回PVがジャンキーなのだが、
今回も凄まじい映像。
ポリゴンショックならぬ、
ぴかりんショックを起こしそうだ。
もうハマってしまった。

ぴかりんを初めて知ったのは、
去年の暮れに沖縄で行われた「HARAJUKUKAWAii」
というイベント。
きゃりーぱみゅぱみゅや中川翔子、土屋アンナがステージングする前に、
ぴかりんが出てきた。
制服をマジョッ子風に改造した衣装を身に纏い、
いわゆる「アイドルキャラ」で歌いだした。
普段の地下イベントであれば、
見慣れたキャラなのだが、
ハラカワはファッションイベント性が強い。
モデルのウォーキングや、
その他の出演者を観ても、
明らかに浮いている。
お客もモデルを観に来ている、
10〜20代のファッション好きの女性層が主。
(なかには熱狂的なショコタンファンやぴかりんファンもいたが少数。)
お客の大半は「だれ?」みたいな空気をかもしていた。
でもぴかりんはそんな最強にやりづらいであろう環境にもかかわらず、
しっかりとステージングをこなしていた。
私はその光景を観たときに、
『8mile』という映画のエミネムを思い出した。
黒人のスラム街で、白人のエミネムが
果敢にラップバトルを挑む姿と重なった。
客の冷ややかな目を浴びながら、
「およびでない」空気をもろともせず、
自分のやるべきことをやるその姿勢が、
黒人に罵倒されながらも、
ラップし続けるエミネムを彷彿させたのだ。
(勝手な私の妄想。)

その日からぴかりんが好きになった。

松脳#24『瀬底島』


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