2015年3月6日金曜日

『吉祥寺→渋谷』

2015.2.2
ライブ明けの吉祥寺の朝は清々しい青空だった。
富士そばで腹ごしらえ。
たくみにしばしの別れを告げ渋谷へ。
ハチ公前でふじさわと待ち合わせていて、
向かうと、彼はTVのインタビューを受けていた。
さすが東京。田舎だったら絶対遭遇しない状況だ。
お互い全く金がないので、
渋谷センター街のマックで、
コーヒーを飲みながらいろんなことを話した。
時間があるときに、話せる人とたくさん話しとこうと思った。
生を重ねるたびに、一番かけがえのないものは時間だと感じる。
こればっかりはどうしようもないものだ。

今回、2/2〜5くらいはバイトしようと思いよったけど、
うまく仕事が見つからなかったことで、
逆にいろんな人と話す時間が作れた。
働かないとお金がピンチなのはもちろんそうなのだけど、
最近は「カイジ」の気分なのだ。

地下チンチロの勝利で、
1週間だけ地上に出ることを許されたカイジは、
遊ぶでもなく、働くでもなく、
一発逆転の可能性に挑戦するのだ。
さらにリスクを負って、
今の現状を打開するためだけに、
一か八か一週間の全てを費やす。

目標はただ一つ。
巨大パチンコ「沼」の攻略なのだ。
はたから見れば、絵空事のドンキホーテ。
でもカイジは限られた時間の中で、
勝てる方法を必死で探す。
全身全霊、己の人生をかけて。
勝てなければ、またあの地下生活に逆戻りなのだ。
つらく長い過酷な労働が死ぬまで続くのだ。
カイジは臥薪嘗胆の念で、
手段を選ばずに突き進んでゆく。

カイジと自分を重ねる。
成功しなければ、非正規雇用のなんの保証もつかない
バイト生活が一生続く。
道を切り開くべく、
自分にとっての「沼」を探す。
限られた時間の中で、
どんな自由な発想(想像)ができるか。
そしてすぐに行動できるか。
正念場の数ヶ月だ。
燃えてるんだ。
ワクワクしてるんだ。
毎日楽しいことしかないっす。

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