club SPOTに向かうため、
新しくなった大分駅に着いた私。
府内中央口への新道が
できていたので、
そこを通ってトキワの通りに
出ようとテクテク歩いた。
そこで目にした光景は、
私の想像を遥かに超えたものだった。
かつて私が青春時代を過ごした
駅の姿は跡形もなく、
目の前には
コンクリートの広場が
壮大に広がっていた。
一瞬、
「ここはどこだ?」状態になり、
身体の力が抜けてしまった。
緑が敷き詰められた
駅前広場はなくなり、
福岡駅のような
広々としたスペース。
高層化した駅ビルは、
無機質に佇んでいた。
センチメンタルな気分に
なりながら、
トボトボ歩いた。
ま〜わる〜まわる〜よ♪
時代はまわる〜♪
と中島みゆきの曲を
口ずさみながら、
少し泣いた。
私がいない9年の間に
街は驚くべき変貌を遂げた。
立ち止まってる場合ではない、
感傷的になってる場合ではない。
過去にとらわれず、
前進することが大切。
向上心という言葉を
つぶやきながら。
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