2015年3月24日火曜日

『猫背のおとこ』

昨日ちらっと見た本の中に
「お金は空気のようなものだ」
と書いていた。

いつでもそこにあるのに
意識していないだけ。

また別の本には
「幸運はそこら中にあるのに気付いていないだけだ」
と書いていた。

自分が何気なく手に取る本は
不思議なことに、
そのときに最も自分が必要としている情報が書かれているものだ。
提示されたものが重要だと
気付くかどうかが分かれ道。

チャンスもピンチもいつだって
目の前にあるんだ。

だからまっすぐ前を見なければ
いけないと最近つくづく感じる。

私は幼い頃からひどい猫背だ。

ずっと母親から
「背中が丸いからまっすぐしろ」
といわれ続けてきた。

成長期も姿勢が悪かったため
骨格も歪み、肩甲骨を背負うような
姿勢になってしまった。

最近になって
本気で猫背を治したいと
思うようになった。

立ち読みした本に
「姿勢が変われば思考も変わる」
と書かれていた。

「猫背は首に負担がかかり
脳への血流が悪くなるので
思考能力が低下する」
というような内容が書かれていた。

そりゃ大変だ。
人間は脳の数%しか使えてない
と聞いたことがあるから、
さらにそこから昨日が低下したら
バカになってしまう。

あともうひとつ、
変えたい理由が自分自身にある。
それは、
見た目(第一印象)が悪いのだ。

私は自分を写真や動画で
撮影するようになって
身だしなみに
きおつけるようになった。

猫背は相手に対し、
弱々しい、暗い不健康そうな
印象を与える。

だから私は猫背を
本気で治そうと努力している。

デスクワーク中も、
バイク運転中も、
バイト中も意識して
猫背にならないように心がけている。

最初の方はキツかった。
なにせ前述したように
骨格が変形しているので、
まっすぐすること自体が
不自然な体勢なのだ。

最近は慣れてきて、
少しづつではあるが、
姿勢が変わってきたことを
実感できる。

するとまず何が変わったか。
一番変わったことは視野だ。

今までは、
アスファルトや車のタイヤ、
人の腰やズボンを
見ながら歩いていたが、
姿勢がよくなっていくにつれて
目線が上に行き、
人の目を見るようになった。
ビルの窓を見るようになった。
空に浮かぶ雲を見るようになった。

これは私の思考プロセスを
少しづつ変えていった。

脳への血流は良くなったかは
調べてないので定かではないが、
ポジティブな思考を生み出す要素
であることは間違いないと実感した。

つづく。




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