2015年10月25日日曜日

小さなタイムマシン

2015.10.24(土)

母の67歳の誕生日でした。
おめでとうのハガキを一通おくりました。

定期的に断捨離してて思うんだけど、
手紙だけは簡単に捨てられないんだよなぁ。

私は比較的よく手紙を書く。
というか書くようになった、ここ数年で。
書かないと漢字を忘れるし、
手紙を書くとき「どういう言い回しの方が伝わるか」とか、
「失礼にならないかとか」いろいろ考えながら書くから頭使う。
さらに字を綺麗に書こうと努める。
deleteボタンですぐ消せないし、コピペも出来ん。
(いま気づいたけど『delete』ってスペル、『e』多くね?)
だから必然的に一文字が、一文が丁寧になる。気持ちがこもる。
あとさ、文字を見てると、書いてる相手を想像するんだ。

どこで書いてたんだろうとか、いつ書いたんだろうとか。
その意思疎通の『余白』みたいなものを楽しむ。
故に、もらったときに嬉しいんだろうなぁ。

手紙読み返すと、そのときの自分の気持ちに一瞬で戻るんだ。
音楽もそういう作用があるけどそれによく似てる。
小さなタイムマシンみたいな感じ。
写真にとってデータで残そうかとも思ったんだけど、
『紙』であることが結構重要なんだよなぁ。
いまは捨てきれん。
置いちょこう。


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