2013年5月3日金曜日

スタジオジブリレイアウト展

めちゃくちゃ行きたくてずっとタイミング見計らってて、やっと今日、スタジオジブリレイアウト展にいってきたよー!

9:15くらいに着いたらガラガラだったので、「やったー!」とチケットを買って入場したよ。柱にまっくろくろすけやジジがいて、入る前から雰囲気でてたよ。

中に入ると最初にナウシカの冒頭シーンのレイアウトが待っていた!
あの、恐ろしくも哀しいシーンでございます。
ナウシカをじっくりと観てたら、前を歩く女性が音声ガイドを聞きながら、とても楽しそうに閲覧していた。
「レイアウトの秘密がもっとわかる話。」
と題した音声ガイドが入り口で500円で貸し出していたのを思い出した私は、1分ほど悩んだ末、入り口まで引き返して、音声ガイドを借りに戻った。

これが正解だった。それぞれの作品の裏話や、撮影技法、アニメーション技法の補足説明などはとてもわかりやすかったし、出演者のトークが予想以上にポップで軽快、さらにBGMが作品を鮮明にフラッシュバックさせる。

柊瑠美、大人になったなーとおもった。
あとカリオストロの城のときの出演者2人のテンションのあがり方がものすごかった。
「これは宮崎監督の最高けっさk・・・うぉっほん!(咳)これ見てない人がもしいたら・・・」
「え!?これみてないひとなんているんですか!?もし観てない人がいたら、今すぐ帰って観てください」
的なくだりが面白かった。カリオストロへの愛がイヤホン越しにビシバシ伝わってきた。

BGやBOOKなどアニメーターの専門用語がたくさん登場する中で、通常のレイアウト用紙よりもひとまわり小さい用紙のことを「貧乏ビスタ」と呼んでいることに、一番ツボった。

結局すべて見終えるのに2時間かかった。
でもその時間は、とても2時間とは思えないほど早く感じた。

アニメーターたちの情熱と執念とその他諸々の思いが画から電磁波を発するが如く放たれ、それに終始打ちのめされていた。

こんな細かい仕事を決められた期間内で大勢で形にしていく作業を想像しただけでも鳥肌がたった。

彩色されていない、連続していない未完成の画がこんなにも力を持っている事に感動した。こんな不思議な気持ちになれる日は久しぶりだった。







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