2014年2月19日水曜日

『イエスマン"YES"は人生のパスワード』観たの巻

ジムキャリーが好きなんです。
気になってた作品。
それがこの『イエスマン"YES"は人生のパスワード』


ヒロインは、ズーイー・デシャネル。
この作品の翌年公開された『(500)日のサマー』のサマー役といえば、
ご存知の方も多いはず。


ストーリーは、ジムキャリー演じる主人公カールが
不運続きの人生に自暴自棄になっているところから始まる。
離婚、昇進取り消し、親友との喧嘩、
ネガティブに考えれば考えるほど、
ますますうまくいかなくなっていく。

そんな沈んでいる彼を、
ある日無理矢理自己啓発セミナーに誘う奇妙な友人。

最初は更々行く気などなかった彼だが、
ある日藁をも掴む思いでセミナーに参加する。

そのセミナーの教えはとてもシンプル。
「物事の全てに"YES"という」こと。
その誓いを立てた彼は、その日から"YES"を実践する。
彼の人生は大きく変わっていく・・・。

ストーリー展開は、ファンタジーみたいだけど、
ジムキャリーのコミカルな演技がそれにマッチする。
「ジムキャリーお決まりの方程式」が
しっかり構築された映画であることは間違いないが、
そこにズーイーが絡んでくることにより、
映画全体が深みを増していく。
ズーイーは100分ほどの映画の中の世界で、
女性が持つ様々な特性を表現する。

出会ったときの幼い表情、
バンドのヴォーカルで歌うときのミステリアスな表情、
次第に主人公に好意を抱いていく女性の表情。
映画を通して、
綺麗になっていく彼女の姿が確かにおさめられている。

自己啓発セミナーっていう響きが怪しいし、
わざと大げさにコミカルにセミナーを描いてるんだけど、
いいたいことっていうのは、
根源的には一緒だとおもう。

「自分の考え方次第」
というメッセージ。

思考は行動を司る。
だったら「NOだった思考をいっそ全てYESに替えば見えてくる世界が変わる」
という荒療治だ。

全てを受け入れ、全てを実行した彼は、
いままで見えていなかった無限大の可能性に気付く。
それと同時に、その可能性を潰していたのは自分自身だったことにも気付く。

テンポ良いし内容分かりやすいし、
映像POPだから見やすいYO。

ズーイーがヴォーカルを務める劇中のバンド、
「ミュンヒハウゼン症候群」がとても自分好みだった。

最後に、その中から一曲お届け。
『Uh Huh(Who are you)』


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