2014年5月14日水曜日

『オシャレさん』

よく「おじいちゃんみたいだね」って言われる。
服装とか髪型とか表情とか全然若々しくないといわれる。
特に自分では気にしてないのだが、
若い内にした着れない服とかもあるからオシャレも少し勉強したいとおもいはじめた。
とりあえず男性ファッション誌をパラパラめくる。
うーん、よく分からない。
服ってなんでこんなに高いんだろう。
女性用は安いものから高いものまで幅広いのに、男性用は基本高いものしかない。
女性のファッションの方が規模も需要も大きいからだと思う。
とりあえず「オシャレは足元から」と誰かがいっていたと思うので、靴を買いに先日、近所の大型スーパーに行った。
「コンバース、クロ、ハイカット」
というかなり無難なチョイスをして、
「ここからおれのオシャレは始まるんだ」と言い聞かせた。
その後、ウインドショッピングをするも、服の高さに手を出せず、時が過ぎ去った。
そして昨日、我如古練習のときに、
ジョージが着ている紺のパーカーが気になった。
私がパーカーを着ると「おじいちゃんみたい」なのに、
ジョージが着るとなんでこんなに自然体でかっこいいのだろう。
その疑問をジョージにぶつけると、
「着てみろ」と言われた。
紺のパーカーは袖を通した時点で、
サイズがかなり小さいことに気付いた。
着てみると身体にピタリとくっつき、かなりタイト。
「いつも服買うとき、自分にピッタリのサイズ買うやろ?」
とジョージがいうので「うん」と答えた。
ジョージがいう。
「オシャレはサイズ感が大切。ちなみにこのパーカーのサイズはS」
それを聞いて驚愕した。
私はいままで、自分にちょうどよいサイズの服しか買っていなかった。
というか、あえて小さい(または大きい)サイズを買って、
着こなすという発想がそもそもなかった。
自分が考えもしなかったことを気付かせてくれて、
心からありがとうと思った。
オシャレの最初の第一歩を知り得たような気になった。
ジョージいわく、ちょうど良いサイズでも別にいいのだけど、
あえて大きめや小さめを買い、上半身と下半身のシルエットのバランスにメリハリをつけることで、オシャレに見えるということだった。
「目から鱗」
こんどからこの感覚を頭にいれて、服を買ってみよう。


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