2016年1月23日土曜日

『第9地区』

日本公開2010年って今からもう6年も前じゃないか。
「ピーター・ジャクソンが制作だからみたいなぁ!」と
思い続けて6年経ってたよ!

ピーター・ジャクソンはね、
小禄のビデオ1で借りた「バッド・テイスト」っていう
SFホラー映画を見てからのファンだよ。
監督本人が主人公なんだけど、
人喰いエイリアンも恐れるくらい、
狂ってて気持ち悪いんだ。

もう自分のやりたいことの塊みたいな映画だよ!
素晴らしい自主制作映画。
ニコ動で見れるよ!

そんな憧れのピーター・ジャクソン先生が、
制作に加わってるSFだから、
期待せずにはいられない!

ある日、それはそれは巨大な宇宙船が現れる。
NYでもなくパリでもなく、
なぜか南アフリカのヨハネスブルクに。












人類の調査団は恐る恐るUFOに侵入してみると
そこには・・・!


衰弱しきったエイリアンたちが
苦しそうに蠢いているではないか。
(エビ人間みたいなエイリアン)

まずこのシーンで結構笑った。
だって今まで観たことないもん
こんなエイリアンの登場の仕方。

人類は、死にかけていた彼らを
「第9地区」というエリアで保護した。
宇宙船が動かなくなってしまった彼らは、
地球で生活することを余儀なくされる。

エイリアンが「難民」として描かれているのだ。
設定おもしれ〜

次第にエイリアンの数も増えていき、
近隣住民からの苦情も増える。

20年後、エイリアンたちを新たな地区に移動させる大規模な計画が実行される。
その移動を指揮するヴィカスという男が、
エイリアンたちに強制立ち退きさせてるときに、
不思議な筒を見つける。
不注意でその筒から吹き出した液体を浴びてしまう。

という感じのストーリーで、
この先の展開も予想がつかなくてワクワクが止まらない。

コメディー要素が強く、
笑ってリラックスしているところに
グロい表現をいきなり挟んでくるところは
ピータージャクソンらしい。
エイリアンの武器がめちゃくちゃ強くて、
人が1秒で風船みたいにはじけ飛ぶ。

私の大好きな「おっさんがひとりで組織に立ち向かう」系映画だったので、
後半からは拳を握りしめておっさんを応援していた。
ポップコーン持ってたら、こぼしまくってただろう。

終わり方は、賛否両論あるとおもうけど、
自分的にはラストカットはいらなかった。
自分でその後を想像したかった。

メイキングで、
「政治的な映画じゃなくて、エンターテイメントにしたい」
的なことをいってたけど、
そのバランスが素晴らしいと思った。
しっかり面白かった。

やっぱSFはいいね!少年に戻れる!!


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