2014年3月4日火曜日

『映画プロデューサーに逢う!』の巻

出勤前に見上げる空は、毎日違う。
季節の移り変わりとともに、雲の大きさ、早さ、空の色、
毎日単調だなぁと感じている人は、
空を注意深くみてほしい。

同じ人がこの世の中に2人としていないように、
同じ空は2度と見ることができない。

そんなことを考えながら、
今日もバイトに向かう。

昼すぎに終わり、マッハで帰宅したのには理由があった。
今日は那覇で映画の無料セミナーが開催される。
沖縄県産業振興公社が企画するセミナー。
「映像製作への最初の第一歩〜売るためのコンテンツを作るためには〜」
場所は沖縄県市町村自治会館2F。
ご覧頂きたい、このピカピカの公社!




広い会議室に長机が並べられ、前方には巨大なプロジェクター。
50名ほどいただろうか。
私は一番前の真ん中に座った。

今回登壇するのは大和田廣樹さん。
大和田さんはもともとITベンチャー事業で成功し社長だった過去を持ち、
映画とは無縁の生活だったが、
ネットシネマ事業運営を皮切りに、
映画のプロデューサー業も行うようになる。

有名なところでは、
『松ヶ根乱射事件』『ドルフィンブルー』『ぐるりのこと。』
などプロデュースしている。
また、林海象監督とともに『探偵事務所5』シリーズを製作。
現在は活動の中心を、中国、台湾、米国に移し、
勢力的にプロデュース業を行う。

3時間あったセミナーの感想を率直な感想をいうと、
本当に今の自分が欲している情報を得られてとても勉強になった。
プロデュース業という仕事の真相、映画業界の現状を、
大和田さんの体験談も交えながら、
分かりやすく説明してくれたので、
これから自分がどこに向かうべきか、
を考える上での判断材料に大いに役立つと確信した。

セミナーを終えた後はすぐに交流会、
という名の打ち上げ&飲み会。
落ち着く雰囲気の琉球居酒屋で、刺身を食べた。
うまい!!


交流会の席では、諸先輩方からたくさんアドバイスをもらった。
自分で初めて作った名刺を持っていってたので、
マナーも分からないまま、名刺交換の流れに勢いで乗っかった。
名刺交換の作法や、名刺自体の役割なども身を持って体験できたので、
社会人としてまた一歩(いや半歩くらいか)大人の階段を登ったなぁと思った。

大和田さんは、
私の質問にひとつひとつ丁寧に答えてくれた。
大和田さん本人も昔から脚本を書かれているようで、
クリエーターの目線にたって作品のことを考えている方だと感じた。

プロデューサーという仕事は、
お金をやりくりして作品から利益を捻出する仕事だから、
作品性にはほとんど干渉しないひとなのかと思っていたが、
少なくとも大和田さんは違った。

いい作品を撮りたいという想いが話している随所で感じ取れた。

世界を又にかけて活躍するプロデューサーの方と
こんなに深くお話できたことは、
私の一生の宝物になったと確信した。
写真は大和田さんと。



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