2014年1月12日日曜日

1/11(土)大阪2日目①

上六のネカフェで一夜を明かし外に出ると、
澄み切った空気が私をつつみ込む。

地下鉄に向かって昨日来た道を思い出しながら戻る。
「朝飯は松屋かな、沖縄にないし、安いし」なんて考えながら歩いた。
ふと道向かいを眺めると、寺がある。
立派な塀に囲まれた、小さいながらも存在感のある寺。
参列者がちらほらいる。

「初詣、まだだったなぁ」と思い、早々に牛丼を食べ終え、
道路を渡った。
とうじじ・・・
寺を取り囲むようにしてラブホテルが立っている。
なんとも奇妙な風景だ。
エロDVDコーナーに一本だけ時代劇がまぎれてるみたいな。
例えわかりづらっ!
まぁとにかくそんなこと考えながら門をまたいで入っていく。
ここは大阪。もしかしたら、
お参りのやり方が微妙に違うかもしれないので、
まず参列者をよく観察することにした。
参列者は神殿の階段手前で灰の入った壷にお線香を指していた。

なるほど、お線香を指すんだね。
どこで買うんだろう。
あった!

お守り売ってるところで、お線香3本10円で売っていたので即購入。
さて壷の前に来たのだが、これ、どうやって火つけるの?
ライター?
いやなんかそれは絶対違うような気がする、
日本人25年やってきた直感。
おばさんは既にお線香を指してる段階だったので、
どうやって火をつけたのか謎である。
なんだかこの右の小さな壷が怪しい・・・
すると、後ろからおっさんがお線香を持って歩いてくる。
おっさんは手慣れた手つきでこの小さな壷に
「ズボッ!」っとお線香をブッ指した。
するとお線香の周りの灰が「ボボボッ!!!」っと動きだし、
 お線香がゆっくりと沈んでゆく。
数秒後引き抜かれたお線香の先っぽは見事に燃焼していた。

すげー!!なんだこれー!!
火鉢だったのか!!!

見よう見まねでおっさんとまったく同様の動作をした。
それを左の壷に指す。
おっさんが線香の煙を手であおいで身体中に当てていたので
それも真似した。

おっさんの後ろをついていき、
階段登って賽銭投げて、ガラガラして、祈った。
おっさん図らずもナビゲートありがとう。
おかげでスムーズに参拝できたよ。
と勝手に心の中で感謝して寺をあとにした。

とりあえず日本橋かな。
電電タウンあるし、なんかあっこらへんの感じ好きだからいってみよう。
と思い、国道添いを歩く。
しかしラブホテルが多い。
 この「アトランティス」建物めっちゃ凝ってない?
滝流れてるよ?
あとこの素晴らしいネーミングセンス「べんきょう部屋」って。
いったい何を勉強するんだろうねぇとかベタなことも言って。
てか、この人を不安にさせるフォントはなんなんだ!
中ちょっと除いたら絵画みたいなのがいっぱい飾られてて
妙にファンシーだったのが逆に怖かったよ。

なんてツッコミながら歩いてたら左手にすげー急な坂道を発見。
なんだこりゃ??
続く・・・!!

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