2014年4月16日水曜日

『久しぶり!大分ぁ!』の巻

激動のライブ週末を終えた翌々日。
実家の大分県に一週間帰省する計画があった。

しかし荷造りもせずに寝てしまい、
起きると7:00!
9:45の飛行機なのに、何も準備していない。
しかも空港までは1時間以上かかる。

かなりテンパりながらも、
荷物をキャリーケースにねじ込み、
バスに飛び乗った!

乗り換えのモノレールもタイミングよく来て、
最短時間で空港に着いたときには離陸20分前だった。
息も絶え絶え搭乗し、席に向かって歩いていると、
どこかで見たことある顔を発見。
頭をひねって思い出すと、
バイト先に彼氏連れでよく来る若い女性だった。
おでんを熱心に食べていた。
確実に一方通行の認識であるので、
「イッツァスモールワールド・・・」
と頭で再生して通り過ぎた。

私は飛行機が苦手だ。
乗り物に乗ると、いつも頭で最悪の状況を想定する。
電車ならば脱線したときにどうやって切り抜けるか、
船ならば座礁したときにどうやって生き残るか、
脳内で一通りシュミレーションして助かる手段を懸命にイメージする。

しかし飛行機だけは、いくらシュミレーションしても
助からない結末が脳内を支配する。
空の上では逃げようがないのだ。
だから飛行機が苦手だ。
そんな妄想が頭の中で暴走して収拾がつかないので、
しょうがないから寝るのだ。

目が覚めたときには福岡空港に着陸する寸前だった。
福岡空港の着陸はいつも肝を冷やす。
滑走路も短い住宅密集地帯に突っ込んでいく様子は
何度体験しても慣れない。

福岡空港から地下鉄で博多駅へ。
260円。ここにも増税の影響が。
博多駅、だるまラーメンで昼飯。


極細麺にこってりスープ。
これを食べるとやっと九州に帰ってきたという気分になる。
電車で「蝦蟇の油」を読む。
黒澤明監督自ら幼少期の記憶をたどっていく自伝(のようなもの)なのだが、
映像が鮮明に浮かぶ文章の書き方をしており、
映画を見ているような気分になる。
まだ序盤だがすでに面白い。


ローカル線に乗り換え、賀来駅に到着。
母の迎えを待つ間、公園のベンチに座っていると
隣でほか弁を食べていたおばあちゃんに話しかけられる。
すっかり話に花が咲いて、20分ぐらい話した。

実家に着いた。
荒れ果てた竹やぶを綺麗にするのも今回の目的。
桜は散っていたが、椿は元気に咲いていた。


遠くに望む高崎山。


さー明日は竹やぶを綺麗にするぞ!

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